世にも奇妙な物語で石黒正数原作の話があったとか

短編集「探偵奇譚」のスイッチ

何もないところから気配がしたら

幼児の霊だと思う事にしている



幼児がつぶらな瞳で僕を見つめている
幼児がおぼつかない足取りでこちらに向かってくる



ああっ こけた!
でもダメだ、こっちの世界からは君を助けられない!
頑張れ、頑張れ幼児!
涙をにじませ、ほっぺを真っ赤に膨らしながら立ち上がる幼児



そう考えると怖くない。眠れない夜は幼児と添い寝すると心なしか寝付きも良い



ちなみに霊が後ろにいると思った時、実は目の前にいると聞きますよ
幼児をおんぶしていると思ったら抱っこしていた、そんな感じだと思います